なお、この事業推進と共に施設の維持管理を目的とした普通水利組合の設立が必要であったことから町村長は、昭和24年に神奈川県に対し相模川西部普通水利組合の設立申請を行い認可(昭和24年4月18日付)されるところとなった。その後、当組合は土地改良区に組織変更(昭和27年3月25日付)し、神奈川県相模川西部土地改良区(設立認可番号→神第20号)として現在に至っている。
・土地改良区の特色
神奈川県中央部に位置し、東京から50km、横浜から30kmと首都圏の大消費地に近く、農業生産に恵まれた立地条件にある。 本土地改良区の75%が水田であることから、営農類型は水稲を中心とした複合経営が展開されており、路地野菜、トマト、イチゴ等の施設野菜、落葉果樹、バラ、カーネーション等の施設園芸等々多岐にわたっている。 昭和33年に完成した鉄筋コンクリート水路(西部用水)による用水の安定供給を主体とする土地改良区です。